その申請、本当に大丈夫ですか?
なぜ入間基地周辺は特別なのか
航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市・入間市)は、首都圏最大級の自衛隊航空基地です。
この周辺でドローンを飛ばすことは、法律上は「不可能ではありません」—しかし、その許可取得プロセスは、日本国内でも屈指の複雑さを誇ります。
一般的なドローン飛行申請とは難易度が異なります。
複数の法令が重複して適用され、申請先も複数にまたがり、調整期間も通常の数倍かかることがあります。
重なり合う規制の壁
見落としがちな落とし穴:防衛省の同意後も警察への通報が必要
「防衛省から同意をもらったから大丈夫」—そう思っている方は要注意です。
小型無人機等飛行禁止法では、施設管理者の同意を得た場合であっても、飛行前に所轄警察署への通報が義務付けられています。これは同意とは別個の手続きであり、省略することはできません。
警察への通報で必要な主な内容
- 飛行させる者の住所・氏名・生年月日・電話番号
- 飛行日時・場所・飛行経路
- 使用する機体の種類・識別番号等
- 施設管理者の同意書の写し
- 飛行の目的・方法
通報は飛行予定日の少なくとも48時間までに行う必要があり、警察が内容を確認・受理するまで飛行は行えません。当日の飛び込み通報では対応してもらえない場合があります。
最新情報2026年 イエローゾーン、300m→約1,000mへ拡大
重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律の一部を改正する法律によりイエローゾーンが大幅に拡大されました。
入間基地周辺は今後さらに厳しくなる可能性が高い地域です。
現時点で申請をご検討中の方は、改正前に手続きを完了させるか、改正後の法令に対応できる専門家との連携を強く推奨します。
